こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
それでは今日の話題です。
「飲食店を開業したいAさん、開業までの段取り それでも不安なあなた」です。
どうですか?お店が開けそうに思えましたか?「でも…と立ち止まっていますか?」いつかは起業したい、私も小さなカフェを開店したいと思いながら、自分で作りだした「不安」の中でぐるぐる回っている方もたくさんいらっしゃいます。
あなたは何が不安なのですか?心配だと思っている具体的な内容を誰か説明できますか?ダメな私を脱しきれない、否、その殻から飛び出せない居心地の良いところは、あなたの居場所ですか?
Aさん、あなたは、「飲食店を開業したい」と思ったところまでは、他の方よりも一歩前に進んでいるのですから、それだけでもすごいことなのですから、自信を持ってください。
今日はそんな不安を持っている開業希望者に3つの原因と解決のためのヒントを提示します。最初は自己資金が不足しているなど「お金」のこと、そして、失敗したらどうしよう、本当に稼げるだろうか「経済的な不安」、そして、法律や会計の専門的知識が不足している、仕事全体を回して行ける経営知識や経験不足で「自分に自信が持てない」などです。
これらの課題は、日本政策金融公庫総合研究所の「起業と起業意識に関する調査」(2017年12月)実態調査などで確認されています。
そこでは、①自己資金が不足している(56.5%)、②失敗したときのリスクが大きい(40.4%)、③ビジネスアイディアが思いつかない(35.5%)、④財務・税務・法務などの事業運営知識不足(32.3%)、⑤製品・商品・サービスに関する知識・技術不足の順になっている。
直近の2019年3月に出されている「250万円未満の少額開業の実態」(すでに開業している方)では、開業時苦労したことと、開業後苦労していること、さらに今後5年間で受けたいアドバイスと必要な課題を整理しています。
開業後受けたい知識として、①法律・会計の知識習得(53.3%)、②販売先・顧客の確保(46.6%)、③資金調達の方法(借り入れ自体を除く)(44.0%)、④総合的なマネジメント(39.6%)、⑤商品・サービスの提供に必要な知識・技術・資格の習得となっています。
これだけを見ても、皆さんの悩みは一緒で、しっかりとした起業意識を持って、自分でできることから積み上げて、出来ないことを明確にして、しっかりと順番に習得する。あるいは、サポートをしてもらって、資金繰りが自らできて、マネジメントができる経営者なるまで「伴走」するパートナーがいれば、確実に生き残ることができるということになります。
私は、このような起業者ののぞみに応え、その開業をお手伝いするとともに、しばらく、一人で走れるようになるまで、一緒に考え、悩み、伴走することを目標にしています。勿論、資金調達のお手伝いもしますじ、一人で金融機関からお金が引けるようになり、良い関係を作って応援いただけるようにするのが目標です。